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タピオカ歴史と由来〜タピオカには危険な成分が!?

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タピオカには毒の成分が!?

丸くて小さくてモチモチの食感が人気のタピオカ。

タピオカの原料は「キャッサバ」と呼ばれる芋の一種です。 キャッサバは南アメリカ原産の熱帯の落葉低木で、茎の根元にさつまいもに似た形の芋がつきます。

このキャッサバから取れたでんぷんのことをタピオカと呼ぶのです。

生のキャッサバには、有毒のシアン化水素である青酸配糖体という物質が含まれています。従って、食べる前には毒抜きをしなければなりません。

毒抜きが不十分であれば血圧の低下、動悸、速脈などの症状が 、重度の場合は痙攣、意識不明、そして最悪、 命に関わることもあり注意が必要です。

とはいえ輸入されているキャッサバ、タピオカは毒抜き加工済みで、安全性が保証されているため心配は無用でしょう。国内では沖縄、静岡、鹿児島などで生産されており、中には生で販売されていることもあるのです。

生のキャッサバを自分で調理して食べる場合は、必ず毒抜きをします。毒は皮や芯に多く含まれているので、厚めに皮を剥くとよいでしょう。

 

毒抜きの方法としては長時間茹でた後、さらに長時間水に浸けます。天日に干す方法もありますが、いずれにせよ、必ず事前に毒抜き方法を確認して行うことが大切です。

タピオカの起源は!?こうして誕生した

タピオカティーが有名なので、タピオカとは飲み物のことだと勘違いしている人もいるようです。先に説明したように、タピオカとはキャッサバから取ったでんぷんのことをいいます。

キャッサバの起源はその原型となる種が、1万年前にはすでに栽培されていたと考えられています。でんぷんは炭水化物なので、古代から貴重な食糧源として利用されていたのでしょう。

キャッサバのでんぷん(タピオカ)を水で溶いた後に加熱し、小さく粒状にして乾燥させたものがタピオカパールで、これがタピオカティーに入っています。一説では、タピオカパールはインドネシアで誕生したといわれているのですが、何時、何処で、誰が考案したものなのか、実はよくわかっていないのです。

タピオカパールはタピオカを回転する釜に入れ、雪だるまのごとく、球状に加工して作られます。おなじみのミルクティーのほか、スープやデザートにも利用されています。

タピオカの歴史

タピオカの原料のキャッサバは3〜5千年前、南米で栽培が始まりました。

15世紀には北米へ、16世紀にはポルトガル人によりアフリカへ、17世紀にはスペイン人によりフィリピンへ、そして18世紀にはオランダ人によりインドネシアに伝えられました。

キャッサバは、砂糖生産に従事するアフリカ奴隷のための食糧として確保されてきた歴史があり、現在でも西アフリカの一部地域では主食として利用されています。

東南アジアでは第二次大戦中に広く普及し、戦時中の食糧難を生き延びるための貴重な食糧として利用されました。

タピオカの名前由来

どうしてでんぷんのことを タピオカと呼ぶのでしょうか?

ブラジル先住民の言葉、トゥピ語で、でんぷんを作る方法のことを「タピオカ」と呼ぶことが名前の由来と考えられています。

タピオカティーはこうして誕生した

タピオカティーの誕生は諸説ありますが、ふたつの説が有力です。どちらも舞台は台湾です。一つ目は、台中市にある春水堂というお茶専門店が考案したという説です。

1983年に春水堂のオーナーが、シェーカーでアイスコーヒーが作られるのを見たことをきっかけに、シェーカーで甘いアイスミルクティーを作ることを思いつきます。

シェーカーで作ったアイスミルクティーはとても良い香りがしたそうです。そのアイスミルクティーに同店の商品開発の担当者が、台湾で常食のタピオカを試しに入れてみたのがタピオカティーの始まりだとか。

ふたつめは、台南市にあるカフェのオーナーが、真珠に見立てた白いタピオカをお茶に入れ、真珠のお茶として販売したのがタピオカティーの始まりという説です。

お互いに言い分を主張し合い裁判沙汰にもなったそうですが、現在でも白黒はっきりしていません。

こうしてタピオカは世界に広まった

キャッサバは栽培が簡単で、生産効率が良いメリットがあり、ポルトガル人らによって食糧として世界中に広められました。

キャッサバをそのまま食すより、タピオカに加工して食べる方法が各地で人気を呼びます。また食糧だけではなく、家畜の飼料や加工澱粉の原料としても重宝され、世界各地で零細農家の現金収入としての地位を確保していったのです。

何故、タピオカは流行ったのか!?

日本ではタピオカはタピオカティーとしての利用が主流ですが、沖縄にはタピオカ入りのお菓子があります。

中国や東南アジアではプディングやお菓子に、またスープの具材として、幅広く利用されています。台湾ではかき氷のトッピングとしても人気があります。

アフリカでは茹でたタピオカをココナッツミルクに入れて食べる方法が人気です。
タイでもタピオカをココナッツミルクと一緒に食べるメニューが人気で、このふたつは相性が良いようです。

北米でもタピオカティーやタピオカプディングが販売され、アジア系アメリカ人を中心に人気を得ています。

澱粉特有のモチモチとした食感の良さと、カロリーもそこそこあり適度な満腹感が得られること、販売側からすれば入手が容易で、コスト面でも無理なく利用できることがタピオカが流行る理由ではないでしょうか。

タピオカの歴史と由来まとめ

タピオカは台湾生まれと信じている人が多いと思います。しかし実は南米が発祥の地であり、インドネシアか、あるいはどこか別の国で小さく丸い タピオカパールが考案され、そして台湾でタピオカティーが誕生したのです。タピオカはまさに国際的な食材そのものなのです。

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